その突き指、放置していませんか?
痛みが続く・指が曲がらないときは整形外科受診のサインです
突き指は「自然に治る」とは限りません
「突き指くらい大丈夫」と思って様子を見ていませんか?
しかし実際には、突き指の中に靭帯損傷や剥離骨折、腱断裂が隠れていることも少なくありません。
- 痛みがなかなか引かない
- 指が太くなった気がする
- 第一関節がまっすぐ伸びない
こうした症状がある場合、自己判断で放置すると関節の変形や可動域制限といった後遺症につながることがあります。
突き指で多い見逃されやすいケガ
突き指は外見だけでは重症度が分かりにくいのが特徴です。代表的なものには次のようなケガがあります。
- 側副靭帯損傷
指の横方向に力が加わり、関節が不安定になります - 剥離骨折
靭帯や腱に引っ張られ、骨の一部が剥がれる骨折です - マレット指(伸筋腱断裂)
指先を伸ばす腱が切れ、第一関節が垂れ下がります
いずれも早期の診断と固定が重要です。
突き指で整形外科を受診すべき症状チェック
次の項目に当てはまる場合は、早めの受診をおすすめします。
- 2週間以上、腫れや痛みが続いている
- 指の関節が横にぐらつく
- 第一関節が自力で伸びない
- 指が以前より太くなったと感じる
- 動かす方向によって強い痛みが出る
- 指の形が明らかに変わった
「骨折ならもっと痛いはず」と思われがちですが、指の骨折や靭帯損傷は痛みが軽いこともあります。
レントゲンで異常なしでも安心できない理由
整形外科ではまずレントゲン検査を行いますが、
靭帯や腱などの軟部組織はレントゲンでは写りません。
当院では、超音波(エコー)検査を併用し、
- 靭帯や腱の断裂・部分断裂
- 関節の不安定性
- 動かしたときの異常(動的評価)
をその場で確認します。
「レントゲンでは異常なしと言われたが、まだ痛い」という方にも有効な検査です。
突き指治療で大切な3つのポイント
突き指の治療は、次の流れが基本です。
- 固定:シーネやスプリントで正しい位置に固定
- 安静:固定期間中は無理に動かさない
- リハビリ:固定解除後に可動域を回復
損傷の程度によっては、数週間〜2か月程度の治療期間が必要になることもあります。途中でやめると後遺症の原因になります。
「まだ大丈夫」と思わず、早めの受診を
指は日常生活で常に使う大切な部位です。
突き指は軽く見られがちですが、早めに診断・治療することで回復も早く、後遺症を防げます。
- 突き指後、痛みが長引いている
- 指が完全に伸びない・不安定
- 受傷から時間が経っているが不安がある
このような場合は、お気軽にご相談ください。
ながみね田村整形外科
熊本市東区 長嶺小学校前
突き指や指のケガに対して、
レントゲンに加え超音波(エコー)を用いた評価を行い、
靭帯・腱などの状態を確認したうえで治療方針を決定しています。