「年のせい」と諦めていませんか?
変形性膝関節症の初期症状と、放置するリスクについて
最近、こんな経験はありませんか?
- 朝、立ち上がりの一歩目がなんとなく痛い
- 階段を降りるとき、膝がズキッとする
- 正座がしづらくなってきた
「まあ、年だから仕方ない」——
そう思って、やり過ごしていませんか?
実はその違和感、変形性膝関節症の初期サインかもしれません。
セルフチェック:あなたの膝は大丈夫?
以下に当てはまるものはありますか?
- 朝起きたとき、または座った後に立ち上がると膝が痛む
- 階段の上り下りで違和感や痛みがある
- 正座やしゃがむ動作がつらくなってきた
- 膝が腫れぼったい、重だるい感じがする
- 歩き始めの数歩が痛いが、しばらくすると楽になる
1つでも当てはまる場合は、注意が必要です。
変形性膝関節症とはどんな病気?
膝の関節には、骨と骨が直接ぶつからないよう、
軟骨というクッションの役割をする組織があります。
この軟骨が少しずつすり減り、関節内に炎症が起こることで、
痛みや腫れ、動かしにくさが出てくるのが変形性膝関節症です。
40代以降に多くみられ、特に女性に多いとされています。
初期の段階では、レントゲンでは大きな変化が見られないこともあります。
放置するとどうなる?
「まだ歩けるから大丈夫」
そう思って様子を見続けていると、次のようなことが起こる可能性があります。
- 痛みが慢性化し、日常生活に支障が出る
- 軟骨のすり減りが進み、関節の変形が目立ってくる
- 痛みをかばうことで筋力が低下し、さらに膝に負担がかかる
また、変形性膝関節症では、関節内の炎症が続くことで
膝に水がたまることも少なくありません。
「水を抜くとクセになるのでは?」と不安に思われる方も多いですが、
▶ 膝に水がたまったら抜くとクセになる?原因と正しい考え方 で詳しく解説しています。
軟骨は、一度すり減ると自然に元へ戻ることはありません。
そのため、症状が軽いうちに状態を把握しておくことが大切です。
早めに受診するメリット
「病院に行くほどではない」と感じている段階でも、
早めに受診することで、今後の選択肢が広がります。
膝の状態を正しく評価できる
診察や画像検査により、膝の状態や炎症の有無を確認します。
保存的な治療を検討できる
症状や状態に応じて、
- 注射による炎症や痛みへの対応
- リハビリテーション
- 生活動作や運動のアドバイス
などを組み合わせて行います。
進行を抑える工夫ができる
膝にかかる負担を減らすことで、
症状の進行を抑えることが期待できます。
まとめ:違和感は膝からのサイン
変形性膝関節症は、
静かに、少しずつ進行する病気です。
だからこそ、
「なんとなくおかしいな」
「前と違う気がする」
そんな小さな違和感を見逃さないことが大切です。
まずは現在の膝の状態を知ることが、
これからの対策の第一歩になります。
ながみね田村整形外科
熊本市東区 長嶺小学校前
当院では、膝の痛みや違和感に対して、
診察・画像評価を行い、症状に応じた対応を行っています。
「もう少し様子を見ようか迷っている」
そんな段階でも構いません。
どうぞお気軽にご相談ください。