変形性股関節症
症状
股関節の痛み、動かしにくさ、歩行時の違和感があります。進行すると足を動かす際に痛みが強くなり、日常生活に支障が出ます。
チェックポイント
- 歩くと股関節が痛む
- 足を曲げ伸ばしすると痛む
- 可動域の低下
原因・病態
関節軟骨がすり減り、骨の変形や炎症が起こる疾患です。加齢や臼蓋形成不全などが原因になることがあります。
治療・予防
体重管理、ストレッチ、筋力強化、杖歩行で関節の負担を軽減します。鎮痛薬や物理療法で痛みをコントロール。
症状が進行した場合は手術を検討します。
臼蓋形成不全
症状
股関節の痛みや違和感があり、歩行や長時間立つ動作で悪化します。若年者でも発症することがあります。
チェックポイント
- 股関節の痛み
- 長時間立つ・歩くと痛む
- 運動時に違和感
原因・病態
寛骨臼のかぶりが浅く、関節軟骨に負担がかかる状態です。変形性股関節症の原因になることがあります。
治療・予防
運動療法で股関節周囲の筋力を強化。症状が強い場合や関節症が進行する場合には手術を検討します。
関節への負荷を減らす生活習慣が予防になります。
単純性股関節炎
症状
主に小児期に突然発症する股関節の炎症性疾患です。通常、2歳から12歳の間に発症し、平均的には5歳前後に多く見られます。
チェックポイント
- 突然の発症
- 股関節をいたがる
- どこが痛いかはっきりしないが歩きたがらない
原因・病態
一時的に関節内に炎症が起こることで痛みが出ます。正確な原因は明らかになっていません。
治療・予防
安静、鎮痛薬で症状は数日〜1,2週間で改善することが多いです。再発予防として特別な対策は不要です。
大腿骨頭壊死
症状
比較的急に股関節に痛みが出てきて、歩行や運動で悪化します。進行すると足を動かす範囲が制限されます。
チェックポイント
- 歩くと股関節痛
- 足を動かすと痛み
- 進行すると可動域制限
原因・病態
大腿骨頭の血流障害により骨が壊死し、関節変形が起こります。ステロイド使用やアルコール過剰摂取などがリスクになります。
治療・予防
初期は安静や体重負荷軽減で経過観察。進行した場合は骨切り術や人工股関節置換術を検討します。